お客様は提案を待っている!サロンの売上を変える「提案力」とは?
2026/11/01
「商品をおすすめしたら、押し売りだと思われないかな?」
「オプションを提案して、嫌がられたらどうしよう…」
そんな思いから、お客様への提案をためらってしまうことってありませんか?
でも、それって本当にお客様のためになっているでしょうか?
お客様は提案してほしいのに、何も提案してもらえない。
それでは、かえってがっかりさせてしまうこともあるんです。
今回は、サロンの売上アップにもつながる「提案力」について、具体的なエピソードを交えながらお話しします。
お客様が求めている提案を見逃していませんか?
先日、まつ毛パーマのサロンへ行ったときのこと。
施術中に「まつ毛が少し短いので、カールがかかりにくいですね」と言われたんです。
そこで、「えっ、まつ毛って伸ばせるんですか? どうしたらいいですか?」と聞いてみました。
すると返ってきたのは…
「美容液を塗ったらいいんじゃないですか?」という言葉。
…それだけだったんです(驚)!!
正直、拍子抜けしてしまいました。
だって、こちらは「どうにかしたい!」と思って相談しているわけです。
「こういう美容液がありますよ」
「今の状態なら、こんなケアがおすすめですよ」
そんなふうに教えてもらえたら、絶対検討したのに。
お客様が求めているのに、提案しない。
これって、売上のチャンスを逃しているだけでなく、お客様の期待にも応えられていないと思いませんか?

「どれにしますか?」で終わらせないプロの提案
こうした提案は、普段のメニュー選びでも大切です。
サロンには、さまざまなメニューがありますよね。
でも、お客様はその中から自分に合うものを判断できるとは限りません。
例えば、フェイシャルメニューが5種類並んでいたとして…
「どれにしますか?」と聞かれても、「えっ、私にはどれがいいんだろう?」と迷ってしまう方もいるはずです。
そんなときこそ、プロの出番!
まずは、お客様が何に悩み、どうなりたいと思っているのかを聞く。
そのうえで、
「今のお悩みなら、こちらのコースがおすすめです」
「その理由は、〇〇だからです」
と、根拠を添えて提案する。
もちろん、最終的に選ぶのはお客様です。
でも、選ぶための判断材料をお渡しすることは、プロとして大切な役割ではないでしょうか。

高単価よりも、お客様に必要なメニューを
例えば、結婚式を控えたお客様。
「半年後の結婚式までに、肌を整えたい」
そんなご希望があったとします。
その方に必要なのは、1回のフェイシャルでしょうか?
定期的な施術に加えて、ご自宅でのケアも必要かもしれません。
さらに、結婚式直前には特別なケアを取り入れるという選択肢もあります。
それなら、必要な施術やホームケアを組み合わせた「ブライダル6ヶ月プラン」をご提案する方法もありますよね。
ここで気をつけたいのは、高いメニューを作るために、あれもこれも付けるのではないということ。
お客様が望むゴールから逆算して、必要なものを考えるんです。
その結果、複数回のコースやセットメニューになることもある。
反対に、今のお客様には追加のケアが必要ないと判断することもあるでしょう。
大切なのは、価格を上げることではなく、お客様に合った選択肢を用意すること。
こうした一人ひとりに合わせた提案が、結果として売上アップにつながることもあるんです。

リピーターの方ほど、定期的な確認を
提案力が必要なのは、新規のお客様に対してだけではありません。
長く通ってくださっているお客様も同じです。
何年もお付き合いがあると、つい「この方のことはよくわかっている」と思いがち。
でも、年齢やライフステージが変われば、悩みも変化します。
以前はリラックスが目的だった方も、今は別のことを求めているかもしれません。
だからこそ、改めて聞いてみてほしいんです。
「最近、何か気になっていることはありませんか?」
「これから、どんなふうになりたいですか?」
その答えをもとに、今のお客様に必要なことを考えてみる。
そして、施術だけでなく、来店周期やホームケアも含めて提案してみる。
そんな一つひとつの関わりが、「このサロンは私のことをわかってくれている」という信頼につながっていきます。
お客様が「また来たい」と思うのは、施術に満足したときだけではありません。
自分の悩みを理解してもらい、これからどうすればいいのかが見えたときにも、次の来店につながる理由が生まれるんです。

売上アップは、お客様への提案の積み重ね
「売上を上げたい」と思うと、つい新しいお客様を増やすことや、客単価を上げる方法に目が向きがちです。
でも、まず考えてほしいのは、今来てくださっているお客様のこと。
その方が何に悩み、どんな未来を望んでいるのか。
そして、そのためにプロとして何ができるのか。
そこを真剣に考えた結果、オプションやホームケア商品、継続コースの提案につながることもあるでしょう。
売上を上げるために提案するのではなく、お客様のために提案した結果、売上が上がる。
そんな関係を、一人ひとりのお客様と築いていきたいですね。
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