【コピー:202610020855】売上があるのにお金が残らない?サロン経営で見直したい「家計と事業」の管理
2026/10/02
「今年はこれをやる!」
「今月はこれをやろう!」
そう決めてスタートしたはずなのに、気づけば全然違うことをしていた……。
そんな経験、ありませんか?
誰かから面白い話を聞いたり、新しいお誘いをいただいたり、SNSで魅力的な方法を見つけたり。
「こっちの方がいいかも!」
「これならうまくいくかも!」
新しいものって、まだ知らないからこそ魅力的に見えるんですよね。
一方で、最初に決めたことを続けられないと、
「またできなかった」
「私って本当に続かない……」
と、自分を責めてしまう方もいるかもしれません。
でも、そもそも計画って、絶対にその通りに進めなければいけないものなのでしょうか?
今回は、「計画を変えること」と「やりきらずに次へ行くこと」の違いについて考えてみたいと思います。
六甲山を登りきらずに、富士山を目指していない?
先日聞いた話で、とてもわかりやすい例えがありました。
「六甲山に登ろう!」と決めて登り始めたものの、途中でしんどくなってきた。
そんなとき、
「やっぱり六甲山って地味かも」
「どうせ登るなら富士山の方がいいよね!」
と、突然もっと大きな山に目標を変えてしまう。
でも、ちょっと待って!
六甲山を途中で諦めたまま、いきなり富士山に登れるでしょうか?
これは仕事でも同じです。
セミナーを開催すると決めたけれど、思うように集客できない。
発信を続けると決めたけれど、なかなか反応がない。
そんなとき、
「もっといい集客方法があるらしい」
「こっちなら簡単に売上が上がるかも」
と、新しいものが魅力的に見えることがあります。
もちろん、本当に自分に合った方法が見つかることもあります。
でも、新しいアイデアが出たから方向を変えることと、今やっていることから逃げるために違うことを始めることは、同じではありません。
「計画変更」と「やりきらない」は違う
だからといって、一度決めたことは何がなんでも最後までやらなければいけない、ということでもありません。
やってみた。
結果を見てみた。
改善もしてみた。
そのうえで、
「この方法では目的に近づけない」
「自分にはこのやり方が合っていない」
とわかったなら、計画を変えるのはもちろんOK。
計画を変えることと、やりきらないことはイコールではないんです。
一方で、少しやっただけで、
「思ったより大変だった」
「反応がなかった」
「私には向いていないかも」
と判断してしまうのは、ちょっと早いかもしれません。
まだ山の2合目なのに、「この山はダメ」と決めてしまっている可能性もあります。
そして、もうひとつ考えてほしいことがあります。
そもそも最初から、自分にとっての「富士山」を目標にしていませんか?
目標が大きすぎるから、続けられないこともあります。
そんなとき必要なのは、「もっと頑張ること」ではなく、今の自分が登れる山まで目標を小さくすることかもしれません。
大切なのは「どの山に登るか」より、その先に見たい景色
そして、ここが一番大切なところ。
私たちは登山家ではありません。
山に登ること自体が目的ではないんです。
仕事でいえば、
「毎日Instagramを投稿する」
「セミナーを開催する」
「10人集客する」
これらはすべて「山を登る」という手段です。
本当に大切なのは、その先。
誰に届けたいのか。
お客様にどうなってほしいのか。
どんなお店にしたいのか。
自分はどんな働き方をしたいのか。
つまり、山頂からどんな景色を見たいのか。
そこがわかっていれば、「この山じゃなかった」と途中で気づいたときに、違う山へ向かうことだってできます。
反対に、目的を見失ってしまうと、「毎日投稿すること」「セミナーに何人集めること」そのものがゴールになってしまいます。
計画は、目的にたどり着くための手段。
計画通りにやることが目的ではないんです。
新しいことを始めたくなったら、4つの質問を
それでも、新しいアイデアは次々と出てきます。
「あれも面白そう!」
「これもやってみたい!」
そんなときは、すぐに飛びつく前に、一度立ち止まって自分に4つ質問してみてください。
①今の目的につながっている?
魅力的だからではなく、自分が目指しているところにつながっているでしょうか。
②今やる必要がある?
いいアイデアでも、「今」ではないかもしれません。
今やらないものは、後でやるために置いておくのもひとつです。
③何かをやめてでも、やる価値がある?
私たちが使える時間やエネルギーには限りがあります。
新しいことをひとつ入れるなら、何かをひとつ手放す。
それでもやりたいと思えるでしょうか。
④今やっていることを「やりきった」と言える?
十分やって、検証して、改善したうえでの方向転換なのか。
それとも、思ったより大変だったから次へ行こうとしているのか。
ここを自分に問いかけてみると、「変える」「続ける」「今はやらない」の判断がしやすくなります。
計画は、守ることが正義ではありません。
でも、簡単に捨ててしまうのも違います。
必要なのは、立ち止まって考えて、自分で選び直すこと。
そして、考えているだけではわからないこともたくさんあります。
まずやってみる。
結果を見る。
必要なら修正する。
ときには、やめる。
その繰り返しの中で、自分に合った道が少しずつ見えてきます。
今、あなたが登ろうとしているのは、どんな山ですか?
そして、その山の先に、あなたが本当に見たい景色はありますか?



